課題名 | 植物環境ストレス耐性の分子機構の解明 |
---|---|
研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
基礎研究部 |
研究期間 | 完H14~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:植物のもつ環境ストレスに対する防御機構を理解するため、活性酸素ストレス耐性遺伝子を初めとする環境ストレス耐性遺伝子の発現解析および発現調節機構の解明を行う。またそれらの遺伝子を用いてストレス耐性作物の育種をめざす。成果:活性酸素消去酵素のひとつであるミトコンドリア型SOD遺伝子を導入した形質転換イネを作出した。得られた系統の中に、低温条件(18℃)での発芽・生育がコントロールに比べて速いものが見られた。またミトコンドリア型SOD遺伝子を導入した形質転換タバコについてストレス耐性を調査した結果、高温、低温、強光に対する耐性が野生型に比べ上昇していることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 育種 たばこ |