果樹地域対応技術開発

課題名 果樹地域対応技術開発
研究機関名 奈良県農業総合センター
研究分担 果樹栽培
研究期間 継H13~20
年度 2006
摘要 1.カキのハウス栽培における良品多収技術および効率的な温度管理技術の検討等を行い、ハウス栽培の低コスト化と経営安定を図る。炭酸ガス施用することにより、着花が増加し、葉果比8・同11で果重増加効果が認められた。今後、中玉多収のための炭酸ガス施用における最適葉果比を明らかにする必要がある。早期加温栽培では、最低気温を8℃から徐々に上げる方が生育促進と燃費節減に有効であった。今後収穫時期に応じた適切な加温開始時期や温度管理法を明確にする必要がある。2.新規導入作物の技術開発を行うことで経営の安定を図る。夏季の異常気象および果実肥大が障害と密接な関係があることが示唆された。夏季の気象条件だけでは再現性が不安定であった。不織布による根域制限栽培において、植栽4年目で10a当たり換算で360kgの収量を得た。低コストな加温方法の確立が必要である。3.緊急度の高い病害虫について産地の立地条件や栽培環境を考慮した被害回避技術を検討する。フジコナカイガラムシの発生調査を行い、天敵の発生を認めている。天敵に影響の少ない幼虫期防除を行うために、農業者が発生を確認できるトラップが必要である。マシン油乳剤の冬期防除は薬害が発生し易く、慣行防除体系になっていない。12月散布では薬害が多いが、3月散布では薬害が少ない。薬害が少ないとされる3月散布の防除効果を再確認する。フジコナカイガラムシ幼虫は,50℃~47℃の温水に浸漬すると死亡する。しかし、長時間浸漬すると果実の軟化が発生し易い。果実の品質に影響の少ない温湯処理方法を検討することが必要である。カキヘタムシ多発生圃場において、平成17年度ヘタムシフェロモントラップ調査したところ、5月下旬と7月下旬の2回の発生あった。発生の少ない圃場では誘殺されなかった。年次変動があるため、引き続いて現地調査を行う。収穫果における防除効果を調査し、デラン、キノンドー、スパットサイドは高い防除効果があり、耐雨性も見られた。さらに収穫前日数の短い薬剤による防除対策の検討が必要である。
カテゴリ 温度管理 害虫 かき 経営管理 低コスト フェロモン 防除 薬剤

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