課題名 |
作物生育障害を回避できる機器開発のための機器の作物への影響評価 |
研究機関名 |
奈良県農業総合センター
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研究分担 |
営農技術
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
花芽分化に影響を与えない照明灯開発のため、各種照明灯の作物の花芽分化への影響について検討することが目的。1.各種照明灯の夜間照明による水稲の出穂・生育・収量に対する影響(1)ポット試験 コシヒカリ>ヒノヒカリ>ひとめぼれ≧あきたこまちの順に出穂の遅延が大きかった。(2)高原センター圃場でコシヒカリに対し光源10種、所内圃場でヒノヒカリに対し光源13種を供試し、水稲の出穂に及ぼす影響が小さい光源を選定した。今後、年次変動やより影響の少ない光源を検索する。また、水稲の花芽分化に影響を与えない照明灯開発のため、各種光源の夜間照明による水稲への影響について検討する。2.各種発光ダイオードの夜 間照明によるホウレンソウの抽苔に対する影響:短日期の夜間に青色光源を点灯すると、白色蛍光灯より抽苔率が抑制された。白色蛍光灯より抽苔率が低いものの、完全には押さえられていない。 ホウレンソウの抽苔に影響を与えない照明灯開発のため、各種波長の夜間照明による影響について検討することが必要である。
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カテゴリ |
機器開発
水稲
ほうれんそう
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