課題名 | 出荷後の環境ストレス耐性に優れた花壇苗生産技術の開発 |
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研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継H18~20 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:出荷後の品質低下の防止と定植後の生育に優れる花壇苗の開発を行い、産地の強化と安定化を図る。成果:(i)固化培地で育成した花壇苗では、若苗定植においても根圏の崩壊を防止でき、定植作業が容易であった。さらに、ポットレス栽培が可能で、ポットレス栽培では根鉢形成の抑制が容易であった。(ii)定植前に弱光条件に置かれた苗では定植後の引き抜き抵抗値が著しく低くなり、定植前の光環境が活着と深く関与していることが明らかとなった。(iii)パンジー等8品目の花壇苗において、出荷後の品質低下様相の解明を行い、徒長程度、開花程度、葉色等を基にした品質評価基準案の作成を行った。(iv)消費者は店舗に並ぶ花壇苗の花や葉のしおれ、病気や虫食い、苗のバランス、さらには定植後の生育等に強く不満を感じていることが明らかとなった。(v)消費者は、病気や害虫に強い苗や日当たりや温度管理が難しい場所での生育が良好な苗を求めている。 |
カテゴリ | 温度管理 害虫 栽培技術 出荷調整 パンジー 光条件 評価基準 |