| 課題名 | ‘おさゴールド’等青ナシ品種の高度栽培技術の確立 |
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| 研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
| 研究分担 |
果樹 |
| 研究期間 | 継H16~ |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | (1)青ナシ新系統、新品種の袋掛けに関する試験:青ナシ新系統が今後、普及するにあたり半無袋栽培でどの程度外観に影響するか調査する。(i) 青なし新系統(A、B、D、F、G系統)、新品種(‘なつしずく’、‘おさゴールド’)を無袋、赤中袋1回掛け、褐色中袋1回掛け、慣行の2回掛けの4区設置し各系統の適期に一斉収穫し果実調査を行った。(ii) ‘A系統’、‘F系統’、‘なつしずく’は半無袋でアザが少なかった。(iii) 褐色中袋は赤色中袋に比べてアザが目立つ傾向となった。(iv) 以上の結果、‘A系統’、‘D系統’、‘なつしずく’は半無袋栽培でも果面が比較的きれいで袋掛け1回掛けによる省力化栽培の可能性が高いと考えられる。(2)ハウス栽培に関する試験:新品種、新系統のハウス栽培試験 新品種、新系統のハウス栽培における特性を明らかにする。(i) 防霜用加温ハウスの‘二十世紀’(本年度34年生)3樹に高接ぎ(平成16年3月)した‘A系統’(夏さやか)‘B系統’(なつひめ)‘D系統’(夏そよか)‘G系統’(涼月)、(かっこ内は登録申請中の仮称)‘なつしずく’を供試し,果実品質および小袋かけ前の果梗長を調査した。(ii) ハウスの被覆は3月10日で受粉は4月4、6日であった。開花時期は‘おさゴールド’と比べると‘B系統’および‘G系統’は同時期、‘D系統’‘F系統’および‘なつしずく’は1~2日遅れ、‘A系統’は3日遅れであった。(iii) 果梗の長さはハウス、露地とも‘B系統’および‘D系統’が短かかった。しかし、ハウス栽培の果梗長は全般に長く、最も短かった‘D系統’でも露地の最も長い‘おさゴールド’よりやや短い程度であった。 (iv) 収穫時期は‘なつしずく’と‘A系統’が最も早く7月下旬であった。他の系統は8月上旬であったが、‘B系統’および‘F系統’が‘D系統’および‘G系統’よりやや早かった。(v) 果重は‘おさゴールド’と比較すると ‘なつしずく’および‘D系統’は同程度、他の系統は大きかった。(vi) 糖度は、‘おさゴールド’と比較すると‘なつしずく’は低く、‘B系統’はやや高かった。他の系統は同程度~やや低めであった。(vii) ‘F系統’および‘G系統’は、果色が進んだものではミツ症果が多発した。(viii) 以上の結果、ハウス栽培により各品種、系統とも盆前にほぼ100%の出荷が可能と考えられた。‘B系統’は果梗の短さが指摘されるが、ハウス栽培では、露地栽培の‘おさゴールド’並みとなることが認められた。生理障害の有無、果色の進み具合等を勘案すると、本年の試験結果では、‘B系統’がハウス栽培には最も適した品種と考えられた。 |
| カテゴリ | 栽培技術 出荷調整 受粉 省力化 新品種 生理障害 高接ぎ 品種 |