課題名 | メロンの生理障害克服と整枝技術開発による高位生産技術の確立 |
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研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
研究分担 |
野菜 |
研究期間 | 継H17~19 |
年度 | 2006 |
摘要 | 【タカミメロンのでべそ果克服技術の確立】「でべそ果」等異常果の発生防止技術を確立するために、交配前の低温がでべそ果の発生に及ぼす影響を検討する。タカミメロンをトンネル栽培し、標準施肥量で高温(35℃)換気開始して、交配前の4月28日~5月9日にトンネルを開放する区と開放しない区を設けた。(i) 展開葉数は、交配中の5月12日には開放有区がやや少なかったが、果実肥大期の5月22日には逆に多くなった。つる長も展開葉数と同様の推移であった。(ii) 摘果時(5月24日~30日)におけるでべそ果等異常果の発生率は、目標着果節位(8~11節)の内9~11節で開放有区が高く、合計では約14%高かった。(iii) 収穫時における異常果の発生率も、開放有区が約22%高かった。(iv) 以上の結果、交配前10日から12日間トンネルを解放することで葉の展開が一時停滞するが、その後は旺盛となり、つるも同様の生育となる。異常果の発生もやや高まると考えられる。 |
カテゴリ | 生理障害 施肥 メロン |