課題名 | 鳥取県に適応した花壇苗鉢物および枝物類の生産安定技術の開発 |
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研究機関名 |
鳥取県園芸試験場 |
研究分担 |
花き |
研究期間 | 継H16~20 |
年度 | 2006 |
摘要 | 長期トレー育苗によるわい化剤代替効果を検討する。本試験は、春出荷作型における効果的な鉢上げ期の目安を明らかにする。(i) ペチュニアなど5品種を供試し、2月15日(一部1月15日)に播種した。トレー育苗期間は、播種後約30日で鉢上げする「適期」、および「10日延長」区、「15日延長」区を設けた。なお、対照として、鉢上げ「適期」にわい化剤を散布した。(ii) 一輪開花時の品質は、各草種ともこれまでの結果と同様に、育苗期間10日延長で、慣行のわい化剤散布区と同等になった。(iii) 開花日は、10日延長区とわい化剤散布区で差がなかった。(iv) 10日延長区の鉢上げ時の苗は、ペチュニア、インパチェンス、キンギョソウの節数が3.1~3.3節、アゲラタムが3.7節、ベゴニアが2.6節だった。(v) 根巻程度を達観で観察する根巻指数は、10日延長区では各草種とも80~90だった。(vi) 以上より、春出荷作型における長期トレー育苗の鉢上げ時の節数および根巻指数が明らかになった。 |
カテゴリ | アゲラタム 育苗 インパチェンス 出荷調整 播種 品種 ベゴニア ペチュニア わい化 |