| 課題名 | フェロモントラップを利用したモモノゴマダラメイガの効率的防除法の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岡山県農業総合センター農業試験場 |
| 研究分担 |
病虫研究室 |
| 研究期間 | 完H16~18 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | 目的:モモではモモノゴマダラノメイガに対し5月下旬から7月中旬まで暦日的な散布が慣行的に行われている。そこで、本虫のフェロモントラップへの誘殺時期や誘殺数に基づいた発生予察に基づく防除法の開発による殺虫剤散布の削減を図る。成果:(i)フェロモントラップによる防除適期の予測:フェロモントラップでの越冬世代の誘殺始めの約15日後から果実への産卵が始まり、その10~15日後から被害が発生し始めるので、殺虫剤散布は誘殺始め約15日後から開始すればよい。(ii)殺虫剤散布回数の低減:シンクイムシに使用される残効の比較的長い(10日以上)殺虫剤を使用すれば、5月下旬から6月上旬までの散布は必要であるが、7月上~中旬の散布は削減可能である。 |
| カテゴリ | フェロモン 防除 もも |