課題名 | 12 木造工作物の高耐久化に関する技術開発 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所林業技術センター |
研究分担 |
木材加工 |
研究期間 | 新H18 ~20 |
年度 | 2006 |
摘要 | [目的] 公共木造工作物の現場管理を容易にするため,木造工作物の余寿命診断方法を確立するとともに,木材を高耐久・長寿命化させる技術を開発する。[全体計画」(1) 木材腐朽菌による劣化速度と強度低下の予測による余寿命評価、(2) 木材へのドリルインサイジング加工処理による高耐久性木材の開発 [成果の概要](18年度)防護柵の腐朽と強度の関係を調べるため,ピロディン(針貫入深さ測定機)により地際部の貫入深さを測定した。その後,防護柵を掘り取り,強度試験機により支柱の破壊強度試験を行った。防護柵の基準強度を3.75kNとすると,針の貫入深さが25mmを超えると危険であり,部材交換を進める必要があることが分かった。また,ドリル刃折損防止のための多軸ドリル機構の開発を行った。このことにより防腐剤注入性能が向上した。 |
カテゴリ | 加工 防護柵 木材腐朽菌 |