高温登熟性に優れた水稲早生品種の育成

課題名 高温登熟性に優れた水稲早生品種の育成
研究機関名 高知県農業技術センター
研究分担 水田作物担当
研究期間 継H17~21
年度 2006
摘要 目的:腹白粒や心白粒などの未熟粒は、夏期の異常高温条件下の早期水稲で発生し、玄米検査等級の低下要因となる。そこで、良食味系統と高温登熟性に優れる品種・系統の交配により、高温登熟性に優れる良食味系統を育成する。成果:(1)高温による白未熟粒の発生には大きな品種間差が認められ、高温登熟性を評価する県独自の簡易検定法を確立し基準品種を選定した。白未熟粒の発生は、登熟前半のみならず分げつ期の高温でも助長された。白未熟粒の発生を抑えるには、登熟期間中の早期落水は行わず、灌漑用水のかけ流しや穂揃期の追肥が有効であることを明らかにした。(2)高温登熟性に優れる‘ふさおとめ’、‘こしいぶき’等を交配親としたA2世代の系統から、品質が良く、アミロースおよびタンパク質含有率が低い9系統を選抜した。
カテゴリ 簡易検定法 水稲 品種 良食味

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