ミョウガの養液栽培における施肥管理技術の確立と排液処理装置の開発

課題名 ミョウガの養液栽培における施肥管理技術の確立と排液処理装置の開発
研究機関名 高知県農業技術センター
研究分担 土壌肥料・営農システム担当
研究期間 継H18~20
年度 2006
摘要 目的:ミョウガの養液栽培では、タイマー制御によるかけ流し方式が90%を占めており、排液量は10a当たり約3トン/日と大量である。培地からの排出液は茶褐色に着色していることから河川等の汚染源として環境問題化しつつあり、早急な対策が求められている。そこで、排液量削減を目指した給液管理技術と、当センターが開発した排液処理装置の改良による脱色機能を付加した処理能力の高い排液処理装置の開発に取り組む。成果:排液処理装置を試作し処理能力試験を行った結果、所内試験では排液の窒素およびリン濃度はいずれも排水基準値(60、8ppm)以下で、排液色もJA生産部会の目標値(440nm値の吸光度0.12)以下に低下させることができた。一方現地試験では、リン濃度が日よって排水基準を超えることがあったが、窒素濃度および排液色は排水基準以下に低下させることができた。また、総排液量を低下させるため、1回当たりの灌水量や灌水ノズル、チューブ等の資材の選定について現在試験を継続中である。
カテゴリ 肥料 管理技術 施肥 みょうが 養液栽培

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