課題名 | 野菜病害虫の合理的防除 (4)果菜類における新発生ウイルス媒介アザミウマ類の発生動態の解明と防除対策の確立 |
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研究機関名 |
大分県農林水産研究センター |
研究分担 |
病害虫 |
研究期間 | 継H17~19 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:ピーマン黄化えそ病(TSWV)は主としてミカンキイロアザミウマによって永続伝搬されるが、その防除対策を講じるに当たり本虫の発生生態およびTSWVの保毒状況を解明することが急務となっている。特に非作付期でのTSWV動態については不明な点が多く、この時期での伝染環を解明し、その伝染環を断つことによって次期作へのTSWV感染を未然に防ぐことが可能となる。これらをふまえたTSWV発生動態を解明し、本虫の防除適期を把握することによって、県内からのTSWV撲滅を目的とする。成果:ピーマン圃場におけるTSWVの伝染環がピーマン果実残渣に起因することを明らかにし、果実残渣を除去することによって伝染環を遮断することができた。 |
カテゴリ | 黄化えそ病 害虫 ピーマン 防除 |