高精度DNAマーカー選抜による菜豆(金時)の黄化病高度抵抗性品種の早期開発

課題名 高精度DNAマーカー選抜による菜豆(金時)の黄化病高度抵抗性品種の早期開発
研究機関名 北海道立十勝農業試験場
研究分担 小豆菜豆科・病虫科
研究期間 継H19~21
年度 2007
摘要 a.試験目的 「大福」並みの高度抵抗性を持つ「福勝」「大正金時」「福良金時」並みの特性の金時優良品種を開発し、これらを交配親として、さらに多収、良質で機械化適性の高い黄化病高度抵抗性系統の育成を開始する。、b.試験方法および供試材料「大福」に「福勝」「大正金時」「福良金時」を反復戻し交雑して育成した黄化病高度抵抗性金時有望系統を供試し、生産力試験、炭そ病抵抗性検定を実施するとともに、病虫科でアブラムシ接種により黄化病抵抗性を検定する。また、これら戻し交配系統を親とする組合せの交配5組合せを行う。、C.結 果:ア) DNAマーカーを利用した反復戻し交配による高度抵抗性有望系統の早期育成;十勝農試圃場において、「十育B78号」は「福勝」と、「十系B393号」及び「十系B394号」は「大正金時」とそれぞれほぼ同等の熟期、収量性、粒大であり、炭そ病抵抗性も同等であった。また、鹿追町現地圃での発病個体率は「大正金時」の22.3%、「福勝」の23.4%に対し、抵抗性系統の「十育B78号」「十系B393号」及び「十系B394号」では0.0%と全く発病が認められなかった。「福勝」を反復親とする戻し交配集団のDNAマーカー選抜を実施した。イ) 接種検定;発病個体率は、「福勝」の64.3%に対し、供試した全系統で0.0%と全く発病が認められなかった。ウ) 高度抵抗性を備えた多収・良質・機械収穫適性品種の開発;新規交配により得られたF1集団は夏季に十勝農試で栽植し、F2集団は2月上旬に暖地に播種した。
カテゴリ 機械化 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性検定 抵抗性品種 播種 品種

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