課題名 |
加工用馬鈴しょ(ポテトチップス用)の安定供給に向けた貯蔵体系の確立 |
研究機関名 |
北海道立十勝農業試験場
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研究分担 |
畑作園芸科
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研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
a.試験目的加工用馬鈴しょの貯蔵温度および出荷前のリコンディショニング条件と、糖含量・萌芽程度との関係を明らかにすることにより、各品種に対応した最適貯蔵条件を構築する。さらに貯蔵原料の選別及び貯蔵条件の改善により、収穫翌年の5~6月に良品質加工用原料の供給が可能となる貯蔵体系を確立する。、b.試験方法(a)現地実態調査 JA士幌を対象に栽培実態並びに貯蔵実態の聞き取りを行う。また実際に貯蔵された原料の品質調査を行う (b)加工用馬鈴しょの貯蔵条件構築 栽培管理の異なる貯蔵原料の貯蔵性に及ぼす影響を調査する。また光センサーによる乾物率による仕分けについても検討する。(1) 供試品種 「トヨシロ」「スノーデン」「きたひめ」(2) 栽培条件 窒素施肥量3水準、植付期2水準 、c.調査項目 チップカラー、乾物率、でん粉価、糖含量、萌芽程度、d.結 果:ア)栽培された土壌が乾性火山性土と湿性火山性土のサンプルの3月の芽の伸びに差が見られた。糖含量については大きな差は見られなかった。イ)高でん粉価の区分で糖含量が低い傾向が見られた。ウ)「トヨシロ」では多肥区でアグトロン値が低く「スノーデン」では多肥区でアグトロン値が高い傾向が見られた(以上18年収穫サンプル)。19年収穫物について同様の方法で試験実施中
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カテゴリ |
加工
カラー
栽培技術
栽培条件
出荷調整
施肥
ばれいしょ
品種
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