課題名 | ながいもの品質評価に基づく貯蔵技術の確立 |
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研究機関名 |
北海道立十勝農業試験場 |
研究分担 |
畑作園芸科 栽培環境科 |
研究期間 | 完H18~19 |
年度 | 2007 |
摘要 | a.試験目的ながいもの非破壊評価技術を活用し、乾物率が貯蔵性に与える影響を検討し、品質評価に基づく効率的な選別・貯蔵技術を確立する。、b.試験方法(a)栽培管理および内部品質が貯蔵性に及ぼす影響 ながいもの栽培環境、収穫時期および内部品質が貯蔵におよぼす影響について検討する。(b)ながいもの内部品質に基づく仕分け貯蔵技術の確立 収穫時のながいも内部品質に基づいて、貯蔵庫への搬入段階において仕分けし、長期貯蔵する技術について検討する。 、c.調査項目 外観品質、腐れ、内部傷害、乾物率、ねばり、d.結果: 貯蔵前に泥付きのながいもを用いて光センサーの利用精度を検定し、高い精度で乾物率が推定できることがわかった。音更町5カ所のサンプルが貯蔵期間が長くなっても乾物率の変化は見られなかったが、十勝農試産のサンプルは、乾物率の低下がみられる処理区があった。特に乾物率が低い早期つる切り区で、1本当たりの腐敗度が高かったことから、乾物率が低いながいもは腐敗しやすいことが実証された結果となった。 |
カテゴリ | 栽培技術 長期保存・貯蔵 評価法 保存・貯蔵 |