Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [5] 花植木類の高品質安定生産・利用技術の確立 1 花植木類の安定生産技術の確立 (10)鉢花類の流通における品質保持技術と観賞期間延長技術の開発
摘要 鉢花に対する消費者満足度を向上させるためポットカーネーションやエラチオール・ベゴニアの輸送・保管技術や観賞期間延長技術を開発する。本年度は、低濃度エチレンに対する感受性の品種間差を評価し、低...
摘要 目的:カキ果実の低温遭遇と日持ち性の関係を明らかにし、‘刀根早生’の米国等への輸出時の鮮度保持技術および‘富有’の簡易貯蔵技術を開発する。 成果:輸送に適した条件が明らかになった。
3 県産農産物の輸出を含めた市場拡大のための流通貯蔵技術の開発 ③加工・業務用野菜等の安定供給を可能とする貯蔵技術の開発 ・高温高湿度処理を利用したさつまいもの長期貯蔵・流通技術の開発
摘要 ・軟腐病による貯蔵中の腐敗は,短期間の高温高湿度処理を行うことで抑制された。 Brix糖度が,高温高湿度処理により無処理に比べ早期に上昇する傾向が見られた。
やまぐちオリジナルユリの花粉で汚れない新品種育成と長期球根貯蔵技術の確立
摘要 山口県が育成した小輪系ユリ「プチシリーズ」について、年間を通じて栽培を可能にするため、収穫された球根を腐敗や障害なしに長期間低温貯蔵できる技術を開発する。また、小輪系ユリの利用場面や用途を広げ...
3 県産農産物の輸出を含めた市場拡大のための流通貯蔵技術の開発 ①輸出を含めた長距離輸送を可能とする県産農産物の流通技術の開発 ・オクラにおける収穫後の品質劣化抑制技術の開発 ・大将季の貯蔵技術の開発
摘要 ・オクラは収穫後に連続式定温蒸気処理を行うことで,切り口の褐変が少なくなり,品質劣化が抑制され,商品化率が向上した。 ・大将季は1月収穫のハウス無加温栽培の果実を一定の厚さのポリエチレン袋に個...
1 安心・安全を確保するための分析・評価技術の開発 ③県産食品素材の理化学特性のデータベース化 ・県産食品素材の機能性成分等のデータベースの作成
摘要 加工技術・貯蔵技術等・機能性成分に関する文献を品目ごとに整理し,当センターホームページ会員専用ページで閲覧できるようにし,外部向けに発信
ブドウの高収量栽培、早期成園化技術と新品種の安定生産技術の確立
摘要 目的:2段仕立てによる高収量、早期成園化技術の確立。貯蔵技術の開発。着色優良黒系ブドの栽培適応性を検討する。 成果:貯蔵技術の一部を現地移転
3 県産農産物の輸出を含めた市場拡大のための流通貯蔵技術の開発 ②県産農産物の機能性成分を高める貯蔵技術の開発 ・カボチャのカロテノイド含量を高める貯蔵技術の開発
摘要 ・低酸素条件でのCA貯蔵により,無処理に比べカロテノイド含量が増加した。増加した成分は,主にα-カロテンとβ-カロテンであった。なお,MA包装による貯蔵では十分な効果は認められなかった。
人口減少時代の農業を省力化で持続可能 な産業に (2)洗浄機とファインバブル発生機等を活用したエビイモ貯蔵技術の開発
摘要 調製時の磨き作業を省力化するとともに、品質 低下なく3月末まで貯蔵できる技術を確立する。
Ⅰ-4 次世代農業に対応した先導的研究の推進 [13] 農産物の高品質流通加工管理技術の開発 1 農産物の品質評価技術の開発 (1)加工・業務向けキャベツの端境期出荷に対応した貯蔵技術の確立
摘要 加工適性のある寒玉品種を播種日をずらして栽培したキャベツを収穫後貯蔵し加湿の有無、品種間差、内容成分(水分、糖度等)、外観品質(腐敗率、色調等)、加工適性(ボリューム、カットキャベツクズ率等...
摘要 当該プロジェクトでの開発技術(ネギ、ブロッコリー、ニンジン、レタスの販売時期拡大)が導入された場合の産出額向上効果の推定と産地支援策の提言を行うために、技術の受容性を聞き取り等で把握しつつ、...
摘要 10月、11月の年内どりレタスにおいて高収量が望まれる有望品種を選定した。12月収穫では収量性に優れ、べたがけ栽培に適する品種を選定した。また、館山市内の現地圃場にてべたがけ栽培の収量性を確認した...
摘要 昨年度の試験で収穫適期と判断した12月と1月に収穫したニンジン年次格差を確認し、品種間の貯蔵適性を明らかにした。現地試験を実施し、研究室内と同様に長期貯蔵可能であることが分かった。包装の省力化...
摘要 春夏どりニンジンの抽台軽減対策として、花芽分化と抽台時期との関係を調査した結果、2月中旬播種における花芽分化は収穫開始前後にあたる5月下旬~6月上旬に始まり、その2~3週間後に抽台することが...
摘要 冬どり延長作型では、追肥の有無による生育差が見られなかったことから、追肥は必要ないと考えられた。 春どり前進の作型では、4月下旬収穫のトンネル栽培の代替としてべたがけ栽培可能で、1月下旬に...
摘要 春どり栽培の延長では、品種に「初夏扇2号」及び「羽緑2号一本太」を用い、7月中下旬に播種し9月上中旬に定植することで、4月下旬に収穫可能である。初夏どりネギ栽培ではトンネル内最高気温が厳寒期...
摘要 内容:地域由来のエコフィードである酒粕やウイスキー粕について、飼料としての調製・貯蔵技術を確立するとともに、乳牛への給与が乾物摂取量、乳生産性および繁殖成績に及ぼす影響について検討し、乳牛への...
摘要 簡易雪室貯蔵に適すると考えられるキャベツ品種の栽培適性と貯蔵適性を明らかにするため、収穫時重量、貯蔵中の障害発生程度等について調査した。また、機能性成分であるGABA(γ-アミノ酪酸)等の雪室貯蔵...
摘要 目的:比較的安定して漁獲されるブリ類、マイワシなどの魚種について、加工特性を解明するとともに、新規冷媒であるスラリーアイスの活用方法、近赤外分光装置やフィッシュアナライザーによる品質の非破壊計...