ソイルコンディショニング栽培の実用化体系技術の確立と実証

課題名 ソイルコンディショニング栽培の実用化体系技術の確立と実証
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 技術体系化チーム
研究期間 新H19~20
年度 2007
摘要 目的:ソイルコンディショニング栽培技術が高品質化及び省力化の寄与程度を斜網地域(津別町、斜里町)の現場農家圃場で検証する。あわせて、経営的に導入可能な低コスト機械作業体系を構築する。、成果:(a)津別町:畦間の異なるソイルコン区の栽植密度を揃えるため株間を短く設定した。ソイルコン区は慣行区に比べ草丈はやや低かったが、1株当たりの茎数はやや多かった。4L以上の規格外大玉の割合が少なく、緑化いも発生率も顕著に少なかったことから、規格内収量は慣行区よりも優った。早期培土区では慣行区に比べ、いも数はやや多く、一個重はやや小さかった。規格内収量はほぼ同等であった。緑化いもの発生率は慣行よりも少なく、規格内率はソイルコン区とほぼ同等であった。ソイルコン区では慣行区に比べ、無選別時のタンク内土塊・石れき混入量が慣行に比べ明らかに少なかったことに加え、緑化いもの発生も顕著に少なかった。そのため、機上での土砂・石れきの選別作業の負担が軽減され、収穫作業速度は慣行に比較して1.6倍速く、投下労働時間は28%削減された。ソイルコン区、早期培土区における塊茎の外部損傷、打撲損傷の発生率は慣行区に比べ少なかった。加工用馬鈴しょ生産における総労働時間は、ソイルコン区では慣行区に比べ、主に収穫時における作業速度の向上や選別負荷の低減により、投下労働時間が26%減少した。(b)斜里町:機上選別の有無による作業速度に差はないが、機上選別無しでは選別作業人員を減らせるため、投下労働時間が60%削減できた。選別工程における処理量は1時間当たり約5.7t、投下労働時間は27.9人時/haであった。本年は、規格外小粒用篩の網目が合わずSサイズが手選別工程にかなり流れたため、作業速度を上げられなかった。網目の選択、改良によって作業効率の向上は可能と判断される。
カテゴリ 加工 経営管理 栽培技術 省力化 低コスト

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