多様な森林現況に対応したブナ林の再生技術の開発

課題名 多様な森林現況に対応したブナ林の再生技術の開発
研究機関名 北海道立林業試験場
研究分担 道南支場他
研究期間 継H18~20
年度 2007
摘要 目的:道南地方のブナ林は分布北限域の貴重な自然であるが、伐採の進行にともない環境へのインパクトがより小さい再生技術が強く求められているため、従来の天然更新手法に替わり、環境や生物多様性の保全に配慮したブナ林の新しい天然更新技術を確立するとともに、苗木の植栽による確実なブナ林再生技術を確立する。、計画:(1)ササの生育特性解明による低インパクト地表処理技術の開発、(2)上木非伐採型更新技術の開発、(3)ブナ人工林の生育実態の解明、(4)植栽木の生物害防除技術の検討、(5)ブナの天然更新および植栽技術の確立、成果:(1)「他種樹冠下」において、ブナの成長は良かった。特にホオノキなど開葉時期の遅い樹種の下では、ギャップと同等の伸長成長が望めると考えられ、「他種樹冠下」におけるブナ更新の優位性が示唆された。(2)植栽木の生残は良いとは言えず、鼠害・他植生との競争が初期の生残に影響している可能性がある。(3)エゾシカ忌避剤は、枝伸長の完了段階での散布が望ましい。展葉途中の散布では、縮葉が発生しやすく、散布時期遅いほど薬害が少ない。
カテゴリ シカ 防除

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