課題名 |
遺伝子解析による品種識別と病害診断技術の開発 |
研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所
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研究分担 |
バイオテクノロジー開発部
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研究期間 |
継H16~H20 |
年度 |
2007 |
摘要 |
1)品種識別技術の開発、 近年登録したソラマメとセリは,今後,作付けの普及により市場流通が拡大することが見込まれるため,ブランド性維持と育成者権保護の立場より品種識別技術を開発する必要がある。、2)育種のためのDNAマーカーの開発、 育種を効率化するため,イチゴの四季成り性,ランナー発生数や病害抵抗性数等の重要形質に関連するDNAマーカー,ユリでは小球開花性,花色等の重要形質に関連するDNAマーカー,キクでは白さび病抵抗性に連鎖するDNAマーカーを開発する。、3)ウイルス病等診断技術の開発、 近年,県内においてウイルスによると思われるキュウリ産地での急性萎凋症状や,ソラマメ産地での茎葉えそ条斑症状が発生し,被害拡大が懸念される。また,キクではウイロイド注によるわい化病の発生が懸念される。そこで,これらの病害に対し,現地圃場レベルで対応可能な簡易診断技術と正確で感度の高い遺伝子診断技術を確立する。一方,平成15年度終了課題「花きのウイルス病防除技術の開発」において作出したCMV注外被タンパク質遺伝子導入シンテッポウユリ,および「ジーンサイレンシングを利用した高度ウイルス病抵抗性植物の作出」において作出した4種ウイルス(TSWV注,CMV2種,BBWV-2注)遺伝子導入トルコギキョウの抵抗性評価が未検討である。これらに対して,ウイルス抵ス抵抗性の程度および遺伝的安定性を形質転換後代について評価する。
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カテゴリ |
育種
いちご
簡易診断
きく
きゅうり
診断技術
せり
そらまめ
DNAマーカー
抵抗性
トルコギキョウ
病害抵抗性
品種
防除
ゆり
わい化
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