養殖衛生管理技術開発研究事業(サケ科魚類冷水病の垂直感染防除に関する研究)

課題名 養殖衛生管理技術開発研究事業(サケ科魚類冷水病の垂直感染防除に関する研究)
研究機関名 宮城県水産技術総合センター
研究分担 内水面水産試験場
研究期間 継18-20
年度 2007
摘要 目的:サケ科魚類の冷水病の蔓延の実態と垂直感染の有無を明らかにし, 表面冷水病菌汚染卵における垂直感染の防除法を開発すること。、計画:(1)養魚場冷水病菌蔓延状況調査(2)養魚場冷水病垂直感染実態調査(3)冷水病菌陽性親魚由来稚魚における冷水病発生状況調査(4)卵消毒による垂直感染の防除効果、成果:(1)13道県のサケ科7種35ロット,2687尾の体腔液と精液から冷水病菌の分離を試みた結果, 9道県20ロット,411尾が陽性であった。(2)輸入ギンザケ卵内から冷水病菌が分離(180粒中4粒)されたが, 5種の国産卵は全て陰性であった。(3)稚魚の冷水病の発症原因は親魚由来の菌ではないと考えられ, 垂直感染は証明できなかった。(4)卵消毒による垂直感染の防除効果が確認された。得られた成果は平成19年度養殖衛生管理技術開発研究事業報告書で公表し, 養殖業者に対し研究成果の普及啓蒙を図った。関係学会等で口頭発表を行った。
カテゴリ 管理技術 発生要因分析 防除

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