| 課題名 |
麹菌等の高度利用化技術の開発 |
| 研究機関名 |
秋田県農林水産技術センター総合食品研究所
|
| 研究分担 |
応用発酵・酵素・微生物
|
| 研究期間 |
継H19~21 |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
目的:麹菌の新規DNAトランスポゾンの転移活性を利用した「非組換え」型分子育種法と伝統的選抜育種法を駆使し、様々な実用麹菌株を開発する。有用菌株による褐変しにくい米麹の製造や機能性成分の高い発酵食品の開発等を目指す。また、米麹造り等の伝統技術で培われてきた個体培養技術を応用し、麹菌が得意とする分解活性を高度に引き出すと共に、放線菌や細菌類を活用した食品加工未利用資源および廃棄物の効率的な分解技術を開発する。成果:1)定量RT-PCRによるCrawler mRNA分子種の組成比較から、Cuストレスにより転移活性の上昇と共に、erroneous splicingの阻害およびORF内でのpoly(A)付加の抑制が認められた。2)転移活性を誘発する熱ストレスによっても、Cuストレスと同様にストレス強度の上昇に伴い、転移活性の上昇と共にインタクトなCrawler mRNA分子種比率の増加が認められた。3)致死的に近い条件にも関わらず転移活性化が低いUV、低pH、高浸透圧、H2O2によるストレス処理では、インタクトなCrawler mRNA分子種比率の増加は認められなかった。4)Crawler 遺伝子を多コピーで保有する菌株におけるCuおよび熱ストレスに対するCrawler mRNA分子種の変動は、OSI1013株と同様の傾向を示した。5)また、得られた麹菌株の実用化の予備的検討として遺伝情報の把握された麹菌(RIB株)を用いた製麹、味噌の小仕込み試験を実施し菌株の差異が麹の酵素力価、味噌の品質に大きな影響を与えること、いくつかの菌株が実用株と同等の醸造特性を有することを確認した。
|
| カテゴリ |
育種
加工
機能性成分
未利用資源
|