| 課題名 | 3.東北地域における農薬50%削減リンゴ栽培、 技術体系の確立、 ア.西洋なしの樹形改善による効率的防除と散布量削減技術の開発、 イ.りんご・西洋なし病虫害の省力共通防除技術の開発、 ウ.りんご・西洋なしの効率的防除栽培技術体系の現地実証とマニュアル策定、 エ.りんご・西洋なし効率的防除栽培技術体系の経済性評価 |
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| 研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場 |
| 研究分担 |
園芸環境研究科 果樹研究科 |
| 研究期間 | 継17~21 |
| 年度 | 2007 |
| 摘要 | りんご、西洋なしの樹種複合栽培地域を対象として、樹形改善による農薬散布量削減、共通防除化による省力防除と飛散防止栽培モデルの現地実証とマニュアル化について検討を行う。また、導入技術の経済性評価についても検討する。ア 西洋なしの樹形改善による効率的防除と散布量削減技術の開発樹形改善により、樹側面(SSの散布方向)からの樹冠内の視認度が向上するとともに、薬剤到達性が向上し、慣行の500l/10aの散布量を300l/10aまでに削減することの可能性が示唆された。イ りんご・西洋なし病虫害の省力共通防除技術の開発6~7月の輪紋病防除は、イミノクタジン剤、ジチアノン剤、有機銅剤の効果が高かった。5月下旬からの共通防除体系はりんご、なしとも果実病害の発生が少なく実用性があると考えられた。ただし、りんごで初期の斑点落葉病がやや多くなった。 交信かく乱剤の西洋なしでの使用では、8月以降にハマキムシ類、シンクイムシ類とも周辺からの飛び込みと考えられる被害が発生するため、8月以降の殺虫剤削減は検討が必要であると考えられた。ウ りんご・西洋なしの効率的防除栽培技術体系の現地実証とマニュアル策定輪紋病、シンクイムシ類、ハマキムシ類防除を優先した薬剤を選択することで、果実の被害を抑える共通防除は可能であると考えられた。病害では斑点落葉病の初期発病がやや多かった。 樹形改善で樹高が低くなり、収量も増加したが、病害虫の被害発生に差はみられなかった。エ りんご・西洋なしの効率的防除栽培技術体系の経済性評価りんご・西洋なしの樹種複合における農薬の効率的防除体系の現地実証を試みた結果、防除1回当たりの作業時間、薬液散布量及び10a当たり農薬費は対照園と同等ないしやや多かったが、防除回数は対照園より3回少なかった。また、りんご・西洋なしの共通防除は10回実施されており、年間の防除時間及び燃料代の節減に効果があると考えられた。 |
| カテゴリ | 病害虫 害虫 栽培技術 西洋なし 農薬 防除 薬剤 りんご |