課題名 |
5.すいかの整枝作業省力・安定栽培技術の開発、 ア.側枝発生メカニズムの解明と省力つる引き栽培、 イ.超省力・安定栽培技術の開発 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
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研究分担 |
野菜花き研究科
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研究期間 |
新19~22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
夏すいかの整枝作業の省力化・単純化を図るために、子づるの発生要因を解明するとともに、発生を揃える育苗法や整枝法等について検討する。、、ア 側枝発生メカニズムの解明、(ア)温度の影響、管理最低温度を検討したところ、温度が高いほど低節位の側枝の伸びが旺盛で、上位節位の発生が抑制される傾向にあった。、(イ)定植苗の生育量の影響、接ぎ木順化後の補光、遮光、鉢ずらし等の育苗管理の違いが側枝発生への大きな影響はなかった。しかし、鉢ずらしを行わなかった苗は、初期の側枝発生は不良であるが、その後は、各節位の側枝長が揃う傾向にあった。、(ウ)ポット内施肥の影響、育苗時のポット培養土の窒素量の多少にかかわらず、1~4節の側枝は高率に発生したが、5~6節では窒素量が多いと発生率が低下した。側枝の伸びは、窒素が多いほど低節位が長く、上位節位は逆に短くなった。、、イ 側枝発生メカニズムを利用した省力つる引き栽培、(ア)主枝の摘心位置、摘心位置や側枝の処理が側枝発生に及ぼす影響を検討したところ、下位側枝を摘除し上位節位で側枝を発生させた場合、発生初期より揃った側枝が発生する傾向が認められた。
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カテゴリ |
安定栽培技術
育苗
栽培技術
省力化
すいか
施肥
超省力
接ぎ木
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