課題名 |
[環境と調和した農業技術開発事業]、1.地域バイオマス資源を利用した高機能有機質資源の開発、 ア.バイオマス資源処理技術、 イ.高機能有機質資源の利用技術 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
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研究分担 |
園芸環境研究科
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研究期間 |
継18~20 |
年度 |
2007 |
摘要 |
果樹剪定枝やきのこ廃菌床等の炭化物、pH調整材(土壌改良剤)、戻し堆肥を敷料や家畜ふんに添加して、発酵過程で悪臭の原因となるアンモニアガス等の発生低減効果を検討するとともに、有機質肥料的な高機能有機質資材を開発する。また、開発した資材の効果と土壌診断に基づく施用方法を検討する。(農業環境研究部、畜産試験場と連携)、、ア バイオマス資源処理技術、おうとう苗植え付け時に、剪定枝の炭化物を容積比で1/4~1/3を混和した土を用いると根量の増加割合が多いことが確認された。また、剪定枝チップをりんごの樹幹下に7年間マルチ的に敷き詰めた結果、葉色が濃くなるなどりんご樹の生育が良好になるとともに、土壌水分を保持する効果が確認された。なお、紋羽病の発生はみられなかった。、、イ 高機能有機質資材の利用技術 、成分調整し、ペレット化したたい肥をりんご樹(若木)及びおうとう樹に基肥として施用したところ、りんご樹、おうとう樹ともに化学肥料施用とほぼ同等の生育を示した。
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カテゴリ |
土づくり
肥料
おうとう
土壌改良
土壌診断
りんご
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