課題名 | 野菜・花き新品種育成効率化のための支援技術の開発 |
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研究機関名 |
福島県農業総合センター |
研究分担 |
作物園芸部 |
研究期間 | 継H18-22 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:バイオテクノロジー技術を利用した、優良品種の育成を効率化させる支援技術を開発する。、結果:(1)東北大学大学院で開発したアスパラガス性判別マーカーを基にLAMP法用性判別マーカープライマーセットを作成した。PCR用プライマーの部分配列を含んだプライマーセットの一部で雄株の反応液の変色や蛍光が確認され、LAMP法による性判別が可能であることが示された。また、上記の反応は蒸留水中でアスパラガスの擬葉を潰して抽出したDNAを供試しても確認され、DNA抽出の簡略化が示唆された。(2)リンドウの越冬芽形成の有無にかかる体内成分の比較に適した培養個体を得るための培地成分を検討した。この結果、アンシミドールを2mg/L添加した培地で新芽形成が比較的斉一であった。また、細胞分裂の指標となる既報の遺伝子と相同な遺伝子をリンドウゲノム中で5つ見いだした。このうち1遺伝子については、発現の状況から越冬芽形成の指標として利用可能なことがわかった。、 |
カテゴリ | アスパラガス 新品種育成 品種 りんどう |