国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立

課題名 国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 畜産研究所
研究期間 継H18-22
年度 2007
摘要 目的:肥育牛生産全期間において、自給飼料で代替可能な部分を検討し、あわせて消費者動向についての調査をおこない、国産飼料の給与割合が高く、消費者から注目される牛肉の生産方式を確立する。、結果:(1)沼尻分場産黒毛和種雄子牛を4ヶ月で離乳後に供試し、慣行法による育成方法の対照区4頭に対し、試験区8頭は濃厚飼料の25%をTDN換算によりデントコーンサイレージで10カ月齢まで代替給与した。300日齢補正体重で試験区平均294.8kg(246.1~347.5kg)、対照区平均294.3kg(262.2~320.2kg)と血統によるバラツキはあるものの目標DG1.0をほぼ達成し、給与飼料による差は無いものと考えられた。また、10カ月齢時の栄養度は試験区5.3~6.3、対照区5.3~6.8の範囲にあり、子牛として適正な範囲にあったことからTDNを計算し適正量を給与することで過肥にすることなく配合飼料の25%を国産飼料であるデントコーンサイレージで代替することができると考えられた。(2)沼尻分場産黒毛和種去勢牛を肥育仕上げ期である出荷前3ヶ月間供試し、通常濃厚飼料の一部を圧ぺん大麦に替えて給与している対照区に対し、その圧ぺん大麦を飼料イネのモミを利用したソフトグレインサイレージ(以下イネSGS)または、圧ぺんモミで代替給与し、枝肉を調査した。対照区4頭の平均枝肉重量527kg、平均BMSNo.7.0に対し、圧ぺんモミ給与区6頭の平均枝肉重量は541kg、平均BMSNo.は7.0で対照区と同様に良好な成績であった。イネSGS給与区6頭のうち出荷された2頭は枝肉重量485kg,545kg、BMSNo.4及びNo.9でありイネSGS給与により枝肉成績が悪くなることは無いと考えられた。また、仕上げ期の圧ぺん大麦給与は肉のキメ締まりと脂肪の質への効果をねらいとするが、対照区と同様に良好な成績であったことから、飼料イネのモミを利用したイネSGSと圧ぺんモミは肥育仕上げ期において圧ぺん大麦を代替することができると考えられた。、
カテゴリ 大麦 出荷調整

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