課題名 | 農業集落排水汚泥の有機物資源循環利用実証試験 |
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研究機関名 |
福島県農業総合センター |
研究分担 |
畜産研究所 |
研究期間 | 継H14-20 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:農業集落排水汚泥を未利用有機物資源として地域内で循環させるため、現地ほ場において農産物を栽培することにより、農耕地での有効利用並びに環境保全型農業を図り、農産物生産の実証を行う。、結果:(1)只見町の農業集落排水処理施設で製造された汚泥発酵堆肥を施用し、化学肥料による施肥窒素量の25%および50%を代替してハクサイ、ダイコンを栽培し、生育、収量を比較した。その結果、50%の窒素成分量を汚泥発酵堆肥で代替しても、生育、収量は化学肥料による栽培と遜色なかった。(2)農業集落排水汚泥の25%代替施肥により、水稲では慣行施肥と同等以上の収量が確保された。ハクサイとダイコンでは、ホウ素欠乏とみられる症状が現れ、収量や品質に及ぼす影響は判然としなかった。水稲、野菜ともに、農業集落排水汚泥による50%の窒素代替の範囲では、作物の重金属濃度に影響を与えなかった。、 |
カテゴリ | 肥料 施肥 だいこん はくさい |