野菜・花きの県オリジナル品種の高品質・安定生産技術の確立

課題名 野菜・花きの県オリジナル品種の高品質・安定生産技術の確立
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 作物園芸部
研究期間 継H18-22
年度 2007
摘要 目的:本県で育成した野菜・花きのオリジナル品種の栽培特性を検討し、高品質・安定生産技術を開発する。、結果:(1)県オリジナルイチゴ品種「ふくはる香」のポット育苗時の粒状ケイ酸加里の施用は、4~8g/株の範囲でうどんこ病の発生を抑制し、外観上、苗の生育に影響しなかった。(2)「ふくはる香」本ぽにおけるケイ酸資材施用では、液体ケイ酸カリの土壌灌注処理、液体ケイ酸カリ及びウォーターシリカの葉面散布がうどんこ病の発生を抑制した。(3)「ふくはる香」のがく枯れ症の発生要因を検討した結果、「ふくはる香」は「とちおとめ」「ふくあや香」に比べてがく枯れ症の発生が多く、品種間差が認められた。(4)県オリジナルイチゴ品種「ふくあや香」の無加温半促成栽培では、5℃以下低温遭遇時間50時間で保温開始した場合、150時間で保温開始した場合と比較して、2月の収量が25%程度増加し、その後の収量は同等であった。(5)「ふくあや香」では頂花房出蕾後に発生する腋芽を標準の2芽に加えて1芽を残しても、早期収量、総収量の増加には効果が見られなかった。(6)県オリジナルアスパラガス品種「ハルキタル」の1年生株は、「ウェルカム」1年生株よりも休眠覚醒が遅く、5℃以下の低温に500時間程度遭遇する必要があると考えられた。(7)「ハルキタル」のハウス半促成長期どり栽培において、2年生株の春収穫量の違いによる影響を検討した結果、春の収穫量が1a当たり20、30、40kg各区の総収量に差はなかったが、春収穫量の増加に伴い、L規格の比率が減少する傾向が見られた。(8)リンドウについて定植約30日後の苗へのジベレリン処理は株養成効果が高いことを明らかにした。また、8月中下旬咲き品種「ふくしましおん」は、3月初旬からの約1ヶ月間のトンネル被覆により、需要の高い8月盆に出荷が可能になる。、
カテゴリ アスパラガス 育苗 いちご うどんこ病 栽培技術 出荷調整 品種 りんどう

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