3 病害虫防除試験、(1)未解明病害虫の原因究明および防除技術の検討、a.新病害,パッションフルーツ黒かび病の発生、

課題名 3 病害虫防除試験、(1)未解明病害虫の原因究明および防除技術の検討、a.新病害,パッションフルーツ黒かび病の発生、
研究機関名 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究分担 東京都小笠原亜熱帯農業センター
研究期間 継16-20
年度 2007
摘要 目 的:パッションフルーツに落花腐敗症状を引き起こす未知の病害が発生したため,原因を究明する。、成 果:父島の施設栽培中のパッションフルーツにおいて,花器が水浸状に軟化腐敗,落花し結実しない病害が発生。病斑上には先端に黒色小点を有するくもの巣状の菌糸が生じる。病勢の進展は極めて早い。病原菌はPDA培地上に多数の胞子のうを形成。胞子のう柄は仮根を有し,褐色,無隔壁,直立する。胞子のうは黒色,亜球形,120~342μm。胞子のう胞子は淡褐色,単胞,やや角ばった亜球形~卵形,7.9~18.3×7.2~12.9μm,表面に明瞭な稜線を有す。5℃以下や33℃以上では生育しない。以上より本菌をRhizopus stolonifer var. stolonifer と同定。本病害は未記録であるため,病名を黒かび病(Rhizopus rot)としたい。予防策は,多湿条件が続かないようハウス内の換気を行う。、
カテゴリ 害虫 施設栽培 パッションフルーツ 病害虫防除 防除

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