ポインセチアの商品性向上

課題名 ポインセチアの商品性向上
研究機関名 財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センター
研究分担 江戸川分場
研究期間 H17~19
年度 2007
摘要 (1)低温管理栽培によるポインセチアの鉢物生産、(1)‘ミレニアム,プレステージレッド,ノビア’は、低温管理栽培でも十分な草姿となり、本栽培に対する適応性を認めた。(2)赤土主体の標準用土で十分だが,‘ノビア’にはピートモス主体の改善用土が必要であった。(3)慣行温度管理区に対する低温管理区の燃料消費量削減率は約3割であった。(4)ポインセチア生産経費全体に占める重油代のシェアは約26%なので,燃料消費量の削減率30%の場合,総生産経費は7.8%,金額として10aあたり16.5万円削減できると試算した。(5)ピートモス主体の用土を使用しても,灌水労力は慣行温度管理の場合と変わらなかった。、(2)ポインセチア切り花生産における適性品種選択と品質改善、(1)‘バレンタイン’の採花開始期,総採花本数は‘ウィンターローズアーリーレッド,ジェスターレッド’とほぼ同様であった。(2)‘ウィンターローズアーリーレッド’では切り花長50cm以上の上物をほとんど採花できなかったのに対し,‘バレンタイン’では目標に近い上物本数の採花が可能であった。(3)‘バレンタイン’の花保ちは他の2品種より優れた。また,栽培期間中の温度管理,採花から想定出荷までの処理方法の違いは,花保ちにほとんど影響しなかった。(4)以上より,‘バレンタイン’は‘ウィンターローズアーリーレッド’よりも切り花用品種として適していると判断した。
カテゴリ 温度管理 出荷調整 品種 ポインセチア

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