課題名 |
粗飼料多給による日本型家畜飼養技術の確立 |
研究機関名 |
新潟県農業総合研究所畜産研究センター
|
研究分担 |
酪農肉牛
|
研究期間 |
継18~22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
新たな「食料・農業・農村基本計画」の中で新たな食料自給率目標が設定され、この目標を達成するためには、水田において稲発酵粗飼料をはじめとする飼料作物の生産拡大と併せて、その利用率の低い稲ワラの有効活用、食品製造副産物等の活用が不可欠となる。、そこで、地域で生産される稲発酵粗飼料、稲ワラおよび食品製造副産物等を積極的に活用した給与メニューを検討し、広域流通を想定した発酵TMRの調整法およびその給与技術を開発する。、 自給粗飼料を多用したロール発酵TMRの素材となる稲発酵粗飼料は、自走式細断型ロールベーラで収穫したものが市販フレール型専用収穫機で収穫したものに比べて子実割合が相対的に高くなり、飼料特性に影響を与えた。、 稲発酵粗飼料を主な飼料資源とし、細断型ロールべーラで調製した発酵TMRは、エネルギー価やタンパク質の利用性、飼料摂取量および乳生産において、フレッシュTMRと同等以上で、チモシー乾草を主な粗飼料源とする発酵TMRと同等である。今後、搾乳牛に対してトウモロコシや大麦の代替に飼料米を利用した場合の影響を検討する。、
|
カテゴリ |
収穫機
飼料作物
水田
生産拡大
とうもろこし
乳牛
|