主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発

課題名 主要作物のカドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術の開発
研究機関名 富山県農業技術センター
研究分担 土壌肥料課
研究期間 完H15~19
年度 2007
摘要 1.目的、食品のカドミウムに関する国際基準値の設定を想定して、土壌属性データによるリスク評価法について検討する。、 また、イネ・ダイズを対象としたカドミウム負荷を軽減するための営農対策技術として水管理や土壌改良資材等による効率的な吸収抑制技術を確立する。一方、カドミウム吸収抑制技術による対応が困難な場合を想定し、洗浄剤を用いたカドミウム汚染土壌の浄化法についても検討する。 、2.得られた成果、 1)玄米Cd濃度が0.4mgkg-1を越える程度の低汚染ほ場では出穂前15日から40日間の湛水管理で安定して0.4mgkg-1未満に抑制することができた。   2)ダイズのCd抑制にはアルカリ資材の施用で効果が認められたが、土壌の砕土率を高め、粉状資材を施用することでより低減効果があった。3)化学洗浄法については、洗浄剤に塩化第二鉄を用いた方法により土壌及び玄米のCd濃度が低減された。跡地のダイズでも子実のCd濃度が低下した。
カテゴリ 肥料 管理技術 大豆 土壌改良 評価法 水管理

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