課題名 |
自然免疫賦活による牛ほ育期の疾病予防技術の開発 |
研究機関名 |
富山県農業技術センター
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研究分担 |
酪農肉牛課
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研究期間 |
完H17~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
1.目的 、 肉用牛肥育では、ほ育期から肥育期まで良好な発育・増体が求められているが、ほ育期は下痢、肺炎等の疾病が発生しやすく、それらの発生はその後の発育に大きく影響し、発育不良による枝肉重量不足や肉質(脂肪の蓄積や質)等の低下をまねくことが多い。、疾病対策は早期発見、早期治療が基本であるが、県内の肉牛農家は多頭飼育の傾向にあるため、子牛で疾病が起きやすく、その発見が遅れがちである。、現在、ほ育期における疾病の治療に対しては抗生物質が多く使用されているが、抗生物質は生産物に対する残留性および耐性菌の発生等の問題から、食品安全委員会でその使用の制限が検討されている。、 そこで、漢方および生薬抽出残渣を用いて自然免疫機能を向上させることにより疾病の発生を抑制し、抗生物質等の使用を低減できる疾病予防技術を開発する。、2.得られた成果、 黒毛和種子牛への漢方製剤及び漢方生薬抽出残渣給与による免疫グロブリンの推移等への影響を調査したが、給与効果は認められなかった。
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カテゴリ |
耐性菌
肉牛
予防技術
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