根域管理と遠隔操作による担い手にやさしい野菜の養水分管理システムの実用化、1)野菜の養水分管理技術、(2)海洋深層水を利用した高糖度トマトの生産技術、(4)-培地の種類が糖度の上昇に及ぼす影響-

課題名 根域管理と遠隔操作による担い手にやさしい野菜の養水分管理システムの実用化、1)野菜の養水分管理技術、(2)海洋深層水を利用した高糖度トマトの生産技術、(4)-培地の種類が糖度の上昇に及ぼす影響-
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 園芸栽培G
研究期間 完H15~19
年度 2007
摘要 目的:海洋深層水希釈液を培養液原水に用いたトマト養液栽培において、培地の種類がトマトの果実肥大、糖度及び収量等に及ぼす影響を検討する。、成果:赤土、籾殻の両培地において海洋深層水の施用により、平均果重が小さくなった。籾殻-深層水区は平均果重168gと赤土-深層水区の110gに比べ大きく、10a当たりの収量でも籾殻-対照区の84%に当たる7,519kg/10aを確保した。各花房の平均果重は、赤土-深層水区は各段100g前後と赤土-対照区の半分程度となったが、籾殻-深層水区は籾殻-対照区の1~3段花房とほぼ同等の果重となった。糖度は、赤土-深層水区は各段7度後半から8度を確保した。一方、籾殻-深層水区は6度後半となり、籾殻-対照区よりは高くなったものの7度を超えるまでには至らなかった。籾殻培地は保水力が劣ることから、赤土培地と比べ海洋深層水による糖度上昇効果が低いと考えられた。以上より、海洋深層水の糖度上昇効果は、培地の種類により異なると考えられた。保水力の劣る籾殻培地では上昇効果が低くなり、7度以上の果実を確保するためには、培地容量、給液量等さらに検討を要する。
カテゴリ 遠隔操作 管理技術 管理システム トマト 養液栽培

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