課題名 |
アスパラガス多収穫品種の効率的採種技術の確立 |
研究機関名 |
長野県農業総合試験場
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研究分担 |
バイオテクノロジー部
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研究期間 |
新H19~22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的: DNA分析技術の検討/既存のDNA多量抽出法により、遺伝解析用のDNAを確保する。また、RAPD法によるバンドパターン解析に適するPCR条件を特定する。まず、両親系個体間での多型出現頻度をRAPD法を用いて明らかにする。これらの出現バンドパターンを雄親と雌親で比較し、両親間で特異的なバンドを選抜する。次にF1世代個体間での多型出現頻度を調べ、安定して出現し、かつ両親両親系の特異的バンドを受け継ぐ多型を選抜する。、成果:アスパラガスの擬葉片から改変C-TAB法によりPCRに供試可能なDNAを抽出できることが明らかになった。RAPD法により、親系統個体間の多型を検出するためのPCR条件が明らかになった。「長・野交38号」の親系統08(♀)及びG2(♂)の組織培養由来株それぞれ10個体を用いて増幅バンドパターンを調べた結果、供試した60種類のRAPDプライマーのうち両親間で多型を生じたプライマーを7種類選抜した。同じ系統・供試プライマーでの個体同士の増幅バンドパターンは同様であり、多型は認められなかった。
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カテゴリ |
アスパラガス
品種
分析技術
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