課題名 |
果菜類の高位安定栽培と品種選抜 |
研究機関名 |
長野県南信農業試験場
|
研究分担 |
栽培部
|
研究期間 |
継H11~23 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:当場が育成した「南農イチゴ2号」の県内への適応性及び特性を把握するとともに、新たな系統の選抜を行う。「南農イチゴ2号」の高位安定生産が可能な栽培技術を検討する。本県の栽培に適する四季成り性及び一季成り性イチゴ品種について検討する。、成果:「南農イチゴ2号」について、場内で収量性及び品種特性の把握を行い、収量は「サマープリンセス」と同等~やや多く、果肉色は紅で、白ろう果の発生が無いことなどが明らかになった。平成18年に交配し得られた実生の 2,341系統から四季成り性系統1,069株を選抜した。「南農イチゴ2号」は、「サマープリンセス」に比べて葉色がやや淡く、各花房の3番果以降が急激に小さくなる傾向が認められた。夏秋どりでは、他県及び独法が育成した「とちひとみ」・「デコルージュ」を供試し「サマープリンセス」と比較したが、上物収量は「サマープリンセス」が最も多かった。現在「ゆめのか」、「かなみひめ」について高設栽培で試験中である。
|
カテゴリ |
いちご
栽培技術
白ろう果
品種
|