南信地域におけるアスパラガス・イチゴの生産安定

課題名 南信地域におけるアスパラガス・イチゴの生産安定
研究機関名 長野県南信農業試験場
研究分担 栽培部
研究期間 継H13~21
年度 2007
摘要 目的:「サマープリンセス」に発生する白ろう果の発生原因を究明し、対策技術を確立する。現状の夏秋どりイチゴ栽培では7・8月に収穫のピークがあり、実需者からは特に9~10月(秋季)の安定出荷が求められる。そこで、秋季の収穫量確保が可能な栽培技術を検討する。促成イチゴの花芽分化のため、短日処理による10月収穫可能性を検討する。また、促成イチゴの底面給水高設栽培に適した被覆肥料の選定と施肥量などを把握、促成イチゴ栽培への適用性を検討する。さらに、四季成り性品種を用いたイチゴの周年生産の可能性を検討する。、成果:「ようりん」及び「重焼りん2号」でリン酸を添加した試験区で、白ろう果の発生率及び障害度が高くなった。また、施肥量が多いと発生が多くなる傾向が認められた。培地の高温処理の影響は低く、定植時期を3月~6月まで1ヶ月間隔で定植することで、収穫ピークの分散が可能と考えられたが、定植期が遅いほど収量は少なくなった。4月定植で花房摘除期間を変えて収穫期を分散させる方法は、労力のわりに収穫ピーク分散効果が小さく、実用性は低い。7月下旬から8月上旬に果房及び老化葉を摘除する処理は、9~10月の収量を慣行の連続収穫より増加させる効果が得られた。平成18年(秋)~19年(春)作で試験した結果、肥料種類はエコロング424-180日タイプの上物収量が多く、施肥量は窒素成分で3.5g/株区の収量が最も多かった。平成19年(秋)定植の作型にて、四季成り性品種5品種(系統)を定植し試験を開始。
カテゴリ 肥料 アスパラガス いちご 栽培技術 出荷調整 白ろう果 施肥 春作 品種

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