獣害回避（ニホンザル）のための難馴化忌避技術と生息適地への誘導手法の開発

• 研究機関名: 滋賀県農業技術振興センター
• 研究分担: 栽培研究部湖北分場
• 研究期間: 完H17～H19
• 年度: 2007
• 摘要: ニホンザルに対して馴れを生じにくい被害防止技術を開発するため、ヤギ等の産業動物による敵対効果を調査した結果、ヤギを高密度に放飼することで、サルは距離を保ちながらヤギを警戒することが明かとなり、農地への侵入を防ぐことができた。また、ダチョウはサルへの一時的な威嚇行動を示すものの、十分な防除効果を得るまでには至らなかった。ヤギを利用した猿害対策の手引き書を作成し、広く関係機関へ配布するとともに、各種獣害対策研修会や研究会で発表した。
• カテゴリ: ダチョウ 防除 山羊