課題名 | 黒大豆の発芽率向上及び微小裂皮防止に向けた紫斑病防除対策の確立 |
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研究機関名 |
京都府農業総合研究所 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 完H17~H19 |
年度 | 2007 |
摘要 | 目的:紫斑病菌によって引き起こされる黒大豆の微小裂皮(かすり状裂皮)を薬剤防除により抑制するとともに、発芽率向上による効率的な苗生産を図る。、計画:(1)黒大豆における紫斑病菌の効果的な薬剤防除時期の検討及び(2)かすり状裂皮原因菌の特定と防除方法の検討、成果:(1)ワサビ抽出物(商品名:ワサオーロ)での1週間処理は、紫斑粒(品種:エンレイ)及び紫ずきんの発芽率の向上に効果があった。(2)微小裂皮はダイズ子実汚斑病(仮称)菌が粒幅8mm以上に肥大してから感染することで生じ、その防除は、サンリット水和剤及びベルクート水和剤で防除ができる可能性が示唆された。、残された問題点等:本菌はわが国で未確認であったことからその生態等に不明な点が多く、効果的な防除時期の設定には、接種試験の結果から複数示唆された感染様式の解明が必要と考えられた。 |
カテゴリ | 大豆 品種 防除 薬剤 わさび |