課題名 |
イチジク5倍密植栽培の長期安定生産技術の開発 |
研究機関名 |
兵庫県農林水産技術総合センター
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研究分担 |
園芸部
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研究期間 |
継H18~22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:2年で成園波の収量が得られる5倍密植を5年間栽培してきた。今後、成園化後の樹勢制御法、5倍密植に適した品種の選定、苗木の効率的増殖法、高品質果実生産のための水分管理技術を開発し、5倍密植の長期安定生産技術を開発する。、成果:5倍密植栽培は、慣行(株間4m)区に比べ、栽植後7年経過した現在も収量、品質を維持している。また一昨年きびしい凍害が発生したが、5倍密植樹は2年で収量を回復した。斜立形整枝の果実品質は、はじめて慣行よりやや劣った。芽かき時期による樹勢抑制効果はあまり認められなかった。品種特性を調査した結果、H-MC1,3,5MC-2が有望であった。H-MC6は品質が悪いため中止した。高さを変えて配置した伐採主枝の表面温度は、地上高が低いほど日較差が大きく、凍害を受けやすいことが示唆された。日射制御型拍動潅水装置の導入と現地での実証試験を行い、慣行と変わらない成績を得た。
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カテゴリ |
いちじく
管理技術
きび
凍害
品種
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