黒大豆の裂皮の発生メカニズムの解明

課題名 黒大豆の裂皮の発生メカニズムの解明
研究機関名 兵庫県農林水産技術総合センター
研究分担 北部・農業部
研究期間 完H19
年度 2007
摘要 目的:平成19年度県下での裂皮発生は46%と高率で、主要産地JAの出荷量は昨年に比べてほぼ半減していた。そこで、裂皮が発生する生理的メカニズムを解明し、裂皮を生じさせやすい気象条件、栽培条件を検討し、本県の特産物である黒大豆の今後の安定栽培に寄与する。、計画:(1)形態的特徴から見た裂皮の発生原因の解明(2)気象条件から見た裂皮の発生原因(3)主要産地での裂皮の発生状況調査(4)今後の対策、成果:(1)大粒に発生が多かった。(2)9月上~10月上旬の高温・少雨が気象面からみた裂皮発生要因の一つになっていると考えられた。(3)9月上~下旬の高温,9月上~10月上旬の少雨により,落莢が促進され,着莢数が減少し,例年に比べてシンク(莢数)/ソース(葉数)比が高くなった結果,粒肥大が促進されたため,2L率は向上したものの,裂皮の発生が促進されたと考えられる.(4)生育量を十分に確保しても、莢数を確保することにより、裂皮粒率は低下するが、気象条件が再現された上で、裂皮粒率を許容範囲まで低下させるためには、9月上~10月上旬の灌水(方法も含めて)が重要と考えられた。、
カテゴリ 栽培条件 出荷調整 大豆 発生要因分析

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