課題名 |
ポスト二十世紀梨の選定と栽培実証 |
研究機関名 |
兵庫県農林水産技術総合センター
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研究分担 |
北部・農業部
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研究期間 |
完H16~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:近年、黒斑病に強い青ナシが育成されたことから、これらの但馬丹波地域での適応性を検討し、‘二十世紀’梨の後継品種を選定するとともに、省力・省農薬栽培を実証する。、計画:(1)ポスト二十世紀梨の選定(2) 省力・省農薬栽培の実証 成果:(1)農林水産省果樹試験場では青ナシの‘秋麗’や‘おさ二十世紀’の黒斑病耐病性品種として‘おさゴールド’が育成された。(2)鳥取大学では黒斑病抵抗性品種の青ナシ‘瑞秋’‘真寿’が育成された。(3)果実を用いた黒斑病抵抗性の調査によると、‘おさゴールド’は病斑は発生するものの大きく拡大することなく耐病性を示した。また、‘秋麗’、‘瑞秋’‘真寿’は黒斑病に対し抵抗性を示し、病斑が発生しなかった。(4)‘おさゴールド’は2年枝の短果枝密度や3年枝の短果枝維持率が‘おさ二十世紀’と同程度であり、短果枝利用型のせん定が可能であると考えられた。(5)大袋1回掛けの場合、従来の大袋掛け時よりも早くし、袋はH65Lを使用することで、さびの発生が軽減された。(6)アンケートによる外観と食味の調査では、‘おさゴールド’は‘おさ二十世紀’と並び高く評価された。、
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カテゴリ |
病害虫
耐病性品種
抵抗性
抵抗性品種
農薬
品種
良食味
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