| 課題名 |
県産スギ材等を活用した強度性能の高い集成材生産技術・システムの開発 |
| 研究機関名 |
兵庫県農林水産技術総合センター
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| 研究分担 |
木材利用
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| 研究期間 |
継(H18~20) |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
(1)県産スギ元玉・二番丸太(φ22~34cm)150本の丸太ヤング係数とそこから得られたラミナ942枚の強度相関性、および構造用集成材の製造効率について検討した。1)針葉樹構造用製材(心持ち角)を生産する場合、通常1本の丸太から1本の構造材を生産するため、丸太と構造材におけるヤング係数の相関は高く、丸太段階での等級区分が非常に有効であると考えられた。これに対し集成材用の場合、1本の丸太から複数のラミナを生産する(今回の試験では元玉で平均7.6枚、二番玉で平均4.9枚)うえ、丸太が大径になるほど製材されるラミナ数が増加するとともに、髄付近や樹皮側から得たラミナのヤング係数のばらつきは大きくなるため、丸太等級区分は低ヤング係数ラミナの生産抑制に効果的である一方、とくに中(~大)丸太から高ヤング係数ラミナを効率的に抽出するためには必ずしも有効でないと結論付けた。2) 生産効率性(歩留り)が高く、かつ強度性能の高い構造用集成材を安定的に供給することを目的とした結果、丸太の等級区分を行わず、対称異等級構成集成材E75-F240 のみを製造することが妥当であると判断した。、(2)安定生産が可能と見積もられたE75-F240の積層構成(内層L50を4枚、中間層L70を2枚)を統一したうえで、外層2枚、最外層2枚に異なったグレードのスギ圧密ラミナを順次配置した5体の複合集成材を試作、曲げ試験を実施した結果、5体が相当するJASグレードはE85-F255~E120-F330とスギ材の通常グレードを大きく上回った。1)圧密前後におけるラミナヤング係数、2)試作集成材5体の曲げヤング係数、3)942枚のラミナヤング係数、をもとに、目標グレード(E105-F300あるいはE120-F330)を満足する製品を安定的に生産するためには最低でもL85以上の無垢ラミナを圧密処理することが合理的であると考えられた。
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| カテゴリ |
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