課題名 | 地域内有機資源のリサイクル事業 |
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研究機関名 |
奈良県農業総合センター |
研究分担 |
環境保全 |
研究期間 | 継(16)~(20) |
年度 | 2007 |
摘要 | 近年の不適切な土壌管理により、地下水への肥料成分の流出、生育障害が懸念される。これらの解決のため、土壌の持っている浄化作用、地力保持機能を活用し、農業の環境負荷低減技術を確立することが目的である。1.有機物資源等施用基準設定栽培試験では地下水中の肥料成分濃度を測定した結果、堆肥多量施用による脱窒で地下水への硝酸態窒素の流亡が減少することを明らかにした。今後、多量施用・連用することで土壌中に炭素、窒素、リン、カリが蓄積傾向にあり、これを考慮した施肥体系が必要である。2.土壌モニタリング調査では重金属は基準値以下であった。今後、コーデックス委員会で野菜類中のカドミウムの基準値が採択されたため、県内においても現状把握が必要である。 |
カテゴリ | 肥料 環境負荷低減 施肥 モニタリング |