課題名 |
バイオマス資源林(早生樹)の可能性調査 |
研究機関名 |
奈良県森林技術センター
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研究分担 |
森林資源課
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研究期間 |
完17~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
○目的:間伐材などの林地残材や未利用樹をバイオマスエネルギーとして有効に利用できれば、化石燃料の消費を抑え、温暖化防止に貢献できる。しかし、これらの資源は集積に費用がかかるため、ほとんど利用されていない。森林の炭素吸収能を高め、バイオマスエネルギーとして利用するには、スギ、ヒノキよりもはるかに速く成長し、育林経費や更新経費がほとんどかからない、早生樹が有効であり、その可能性について検討する。、○計画:林地系木質バイオマス(間伐材、パルプ材、集材残渣等)の調達コスト調査、資源作物(早生樹スラッシュマツ、タイワンフウ)の樹幹解析による生長量調査および苗木による初期生長量調査、バイオマスエネルギーとしての性能評価、○期待される成果:中山間地における木質バイオマスエネルギーの事業化のための基礎資料が得られる。、○成果の受け渡し先:行政機関、森林組合等、○得られた成果:林地残材の収集作業工程に関する基礎資料(3事例)が収集できた。スラッシュマツとタイワンフウの成長量についての基礎資料が得られた。、○残された問題点:スラッシュマツとタイワンフウを植栽する場合、スギ・ヒノキ同様、獣害防止策が必要。
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カテゴリ |
コスト
中山間地域
バイオマスエネルギー
ふう
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