課題名 |
農作業の機械化による省力・軽労化 |
研究機関名 |
香川県農業試験場
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研究分担 |
農業機械
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研究期間 |
完H17~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:新規導入機械について、栽培条件、様式に応じた利用技術を確立するとともに、必要に応じて開発・改良を行い、産地、生産者及びメーカーに対して適切な指導・助言を行うことにより、本県に適した省力・軽労化作業体系の確立を図る。、成果:(1)食用タマネギの機械収穫・調製システムの開発 試作ピッカーに簡易な掘取り機能を追加したところ、キズ球率5%未満での安定作業が可能となった。 (2)ニンニク省力マルチ栽培技術の検討 市販のショウガ引抜機を2条植え栽培に供試した結果、植付け様式を千鳥植えとし、ベルト挟持力を向上させれば十分対応可能と判断された。 (3)採種タマネギの機械収穫システムの開発 試作した収穫機の作業精度(収穫装置の性能)は、後方搬送用T型ベルトの隙間調整範囲を拡大した結果、高搬送密度においても88%以上の切断精度、収穫ロスを0.2%以内に抑えることができ実用上問題のないレベルまで達した。試作機の刈取り作業能率は対慣行比の約4.2倍となったが、機械収穫に付随する作業(支柱、ひも、遅れ穂の除去、枕地処理等)を含めた全体の作業能率は11.7人・h/10aで対慣行比の1.4倍程度であった。、
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カテゴリ |
機械化
軽労化
栽培技術
栽培条件
収穫機
しょうが
たまねぎ
にんにく
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