放牧飼養における家畜生産高度化技術の開発

課題名 放牧飼養における家畜生産高度化技術の開発
研究機関名 熊本県農業研究センター
研究分担 草地畜産
研究期間 継H16~H20
年度 2007
摘要 目的:放牧は、肉用牛低コスト生産のために有効な手段であり、阿蘇地域では広大な草地を活用した周年放牧が年々増加してきている。周年放牧を行ううえで子牛の発育性、放牧牛の受胎率、放牧育成牛を肥育した場合の肉質向上などの課題解決を検討する。、(1)放牧育成に適した高栄養・高生産性草地の管理法、得られた成果:ペレニアルライグラス(PR区)、オーチャードグラス(OG区)の異なる単播草地において試験した結果、牧草の被度はPR区61.4%、OG区66.0%であった。放牧期間中の一日増体量は、PR区0.66kg、OG区0.67kg、体高の伸長はPR区14.9cm、OG区13.7cmでPR区でやや高かった。今年度についても試験を実施予定。、(2)放牧牛の集約的繁殖管理技術の確立、期待できる成果:周年放牧体系の中で、放牧地での繁殖牛の発情見逃しや繁殖障害等による分娩間隔の延長が所得向上の阻害要因となっている。そのため、定時人工授精による効率的な管理方法を検討し、併せて放牧草地形態の違いによる分娩への影響調査も行いながら、放牧繁殖牛の阿蘇の放牧形態に沿った効率的な繁殖管理を検討する。、(3)放牧育成牛の肥育技術の確立、得られた成果:10~25ヶ月齢の15ヶ月間の肥育期間を5ヶ月毎3期に分け、1期間のみもしくは複数期間にわたり放牧を行うことによる増体成績や肉質、脂肪酸組成及び遊離アミノ酸組成にあたえる影響について調査している。引き続き最適放牧時期や放牧期間について検討し、高品質且つ機能性の高い牛肉生産技術を検討する。
カテゴリ 管理技術 機能性 低コスト 肉牛 繁殖性改善

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