(1)世界の食料・農林水産業に関する情報の収集及び提供

課題名 (1)世界の食料・農林水産業に関する情報の収集及び提供
課題番号 2008010760
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 (独)国際農林水産業研究センター,研究戦略調査室
協力分担関係 持続的開発のための農林水産国際研究フォーラム
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 国際機関等で構成する「世界食料見通し会合(WOC)」に参加して、中長期の食料需給予測(結果・要因分析・手法等)に関する情報を収集するとともに、中国の農産物需給に関する統計分析を行い、結果をデータベース化し、HP等で公表した。また、APAARI年次総会及びアジア稲研究協力協議会(CORRA)年次会合(議長国)を開催し、国際的な研究ネットワークの構築に努めた。「開発途上国の農業・農村開発における課題解決のための研究」に関する調査に着手し、研究評価指標、研究への開発課題を汲み上げなどについて新たな仕組みの必要性が示唆された。「第9回乾燥地開発国際会議」に参加し、乾燥地の気候変動と土地・水・生物多様性に対する影響、沙漠化と影響調査・対処手法、水・土地・栽培の管理による乾燥地農業の弾力性の強化などについての情報を収集した。また、農林水産省委託事業「戦略的国際農業研究基盤調査事業」により、「アフリカ農業開発におけるジャトロファの生産利用に関する研究動向調査」を実施し、バイオディーゼル燃料原料植物として有望視されるジャトロファ(Jatropha curcas L.)生産の研究課題の提案等を行った。 アフリカの地域・下部地域農業研究ネットワークの機能について調査するとともに、アフリカ農業研究全般の方向性を検討した。第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)の開催にあわせ、CGIARと共催で専門家会合を開催するとともに、「アフリカ稲作振興のための共同体」(CARD)の設立に積極的に参画し、研究機関としての貢献のあり方を国内外で示した。共同研究の相手機関に関するデータベースを更新するとともに、10月に実施された中間評価・見直しに際して主要な相手側研究機関、51機関に対して、プロジェクトの評価、要望等を書面により調査した。APAARI他多くの国際機関、国内機関と共催し、「地球規模気候変動シンポジウム:アジア太平洋地域における農業研究の責務」を開催し、気候変動対応研究の今後の方向について議論した。提言は「つくば宣言」としてとりまとめられた。タイ、ラオスの中央、地方政府及びNGO等における環境保全政策やその取組みについて情報収集を行った。また、農業・農村開発事業が生態系や環境等に与えている状況(水質汚染、塩水遡上、土壌侵食)を調査した。東北タイの天水農業プロジェクトと農村開発調査との連携推進を図るための現地調査を実施した。
カテゴリ 乾燥 気候変動対策 データベース

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