食料フローモデルの開発・活用等による安定的な食料供給システムの構築に関する研究

課題名 食料フローモデルの開発・活用等による安定的な食料供給システムの構築に関する研究
課題番号 2008010556
研究機関名 農林水産政策研究所
研究分担 農林水産政策研究所
農林水産政策研究所
研究期間 2006-2008
年度 2008
摘要 <研究内容>食料の安定供給を確保し、食料自給率の維持向上を図っていくためには、消費者・実需者ニーズに対応した国産農林水産物を安定的に供給していくことが必要であるため、(1)少子高齢化の進展等が我が国における将来の食料消費に与える影響の分析。(2)消費者・実需者ニーズの変化に対応した国産農産物の供給状況の分析(3)食料フローモデルの開発とそれを用いた食料需給等への影響分析。を行う。<成果の概要>食料消費にコーホート等が与えている影響を明らかにした上で、少子・高齢化が将来の食料消費に与える影響を家計調査30分類にわたって網羅的に試算し、家庭での直接消費が大きく減少する一方、加工原材料用需要は大きく伸びることを解明し、品目別の減少率についても試算した。また、そのような食料消費の変化をもたらした新たな消費者・実需者ニーズに対応したわが国の食料供給構造について、麦類、大豆、野菜、肉類、水産物等の品目を対象に様々な統計データや業務データを収集するとともに流通業者、加工業者、生産者団体等に対するヒアリングを実施し、国内産農産物の外国産との競合・棲み分けの状況を用途別に整理したほか、国内産の需要拡大に向けた取組を分析した。さらに、食料供給ネットワークモデルについては、19年度の試算結果に対し、少子・高齢化に伴う食料消費構造変化の予測結果等を踏まえ制約条件を大幅に追加する等のモデルの改良を実施、少子・高齢化と食料自給率の関係を分析した。 <成果の活用>次期基本計画の検討に活用が期待される他、食料自給率の向上に向けた取組の強化や国際的な食料需給の変化に対する対応の検討についても活用が期待される。
カテゴリ 加工 需要拡大 大豆

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