(3)昆虫の生体防御機構の解明と利用技術の開発

課題名 (3)昆虫の生体防御機構の解明と利用技術の開発
課題番号 2009013992
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,生体防御研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,生体防御研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,生体防御研究ユニット
研究期間 2006-2010
年度 2009
摘要 1.カブトムシディフェンシン由来改変ペプチド固定化綿布の作製  綿布の表面に共有結合させたスペーサーを介してアミノ酸をFmoc法により縮合させ、カブトムシディフェンシン由来改変ペプチドを綿布の上で合成した。得られたカブトムシディフェンシン由来改変ペプチド固定化綿布についてJIS規格に基づく抗菌試験法を用いて、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)に対する抗菌活性を測定したところ、培養液中の菌が完全に死滅したことが明らかになった。改変ペプチド固定化綿布を洗浄し、オートクレーブによる滅菌操作を行った後に再度抗菌試験を行ったが、5回繰り返しても強い抗菌活性は維持された。また、マウス骨髄腫細胞P3-X63-Ag8.653及びヒト白血病細胞Jurkatに対する活性を測定した。培地中に改変ペプチド固定化綿布を入れて培養し、24時間後のがん細胞の生存率を計算したところ、いずれも大幅に減少した。改変ペプチド固定化綿布の洗浄、滅菌を繰り返し行っても抗がん活性は維持された。以上の結果から、カブトムシディフェンシン由来改変ペプチド固定化素材は、再利用可能な強力な抗菌・抗がん性素材として非常に有望であると考えられる。2.核多角体病ウイルスに対する免疫応答遺伝子の解析  カイコ核多角体病ウイルス(BmNPV)の感染に伴う宿主の免疫応答機構に関与する遺伝子を明らかにするために、マイクロアレイ法を用いた網羅的な解析を行った。BmNPVに対して高い感受性を示すカイコ胚由来の培養細胞であるNIAS-Bm-Oyanagi2細胞を用い、感染12時間後の遺伝子発現を無処理区のものと比較した。得られたデータからBmNPVに感染したときに有意に発現量が増加、減少するクローンを抽出しカイコゲノムデータベース(KAIKObase)を用いて解析を行った。その結果、大多数のものは機能が未知のものであったが、免疫応答に関わると考えられる転写因子や膜局在性レセプター、細胞内輸送因子などが含まれていた。
カテゴリ カイコ データベース 輸送

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